人を喜ばせて上手に操る7つのコツ-運がよくなる心理テクニック-

他喜力

運がいい人は他人を喜ばせるのが本当に上手です。

そして、喜ばせた上で人を操ることも上手です。

 

これは他人を喜ばすと、幸運が押し寄せる! 他喜力(西田文郎 著、徳間書店)を読んで学ぶことができました。

今回は本書より、人を喜ばせる「他喜力」と、喜ばせた上で人を上手に操る7つのテクニックを学びましたので紹介します。

 

目次

人を上手に操る7つの心理テクニック

1. 人はホメて動かす

できる人は例外なくほめ上手です。

どんな人でもほめてもらえると気分がよくなり、一生懸命に頑張ろうという気になります。

また、ほめ方にもコツがあります。

それは、できるだけ具体的にほめること。

「あなたのこういうところがとても素晴らしいよ」とポイントを具体的に伝えることで、言葉の信憑性が高まると同時に、相手の承認欲求を満たすことができます。

 

2. 注意ではなく「相談」する

「これをしたらダメだよ」と注意をすると、相手も自分も良い気持ちにはなりません。

そこで「あなたはどうすればいいと思う?」と相談してみましょう。

そうすることで、相手は「わたしはこうした方がいいと思います」と自発的に問題を解決しようとしてくれます。

さらに、自分で提案したことなので責任感が生まれ、問題を解決することに前向きになる効果があります。

 

3. 「頼って」やる気にさせる

人を操るのがうまい人は、頼りなくて腰の低い自分をあえてアピールすることがあります。

「是非、いろいろ相談させてください!」と相手を頼るのです。

こうして謙虚な姿勢を見せることで、人柄のいい人というイメージができあがります。

また、頼られている相手も悪い気はしません。

人を上から見るのではなく、下から見上げることで相手をいい気分にさせて、上手にコントロールしましょう。

 

4. 口コミを上手に使う

人のいい噂は第三者から伝えられるとより嬉しく感じるもの。

この心理を利用して、感謝の気持ちを本人ではなく、あえて第三者に伝えてみましょう。

「Aさんには本当に感謝しているんだ」と、Aさんの周囲の人に伝えていきます。

そうすると、その話を聞いた人はAさんに対して「あの人がAさんのことをとてもほめていましたよ!」と、口コミを伝えてくれます。

この口コミを聞いたAさんは喜び、あいつを応援してやりたいという気持ちになってくれるのです。

こうして、第三者を通じた口コミによる間接的なメッセージは、より相手の心を動かすことができるので効果的です。

 

5. 「自己開示」をする

秘密がある人は時として魅力的に映るかもしれませんが、そういう人は元々評判がいい場合がほとんどです。

評判があまりよくない人が秘密をつくっていると、「あの人ってよく分からない」といったマイナスのイメージを持たれてしまうかもしれません。

そんなときは、心をオープンにして自分をさらけ出してみましょう。

変わった趣味や好み、プライベート、仕事での失敗談など、少し恥ずかしいかもしれませんがそうしてオープンに語れる人は魅力的に映るものです。

そうして相手の優越感を刺激して、心をキャッチして上手に操っていきます。

 

6. 「うなずきの3秒ルール」で微笑みかける

人の話を聞いているとき、相手の目を見ながら1秒間ずつ3回うなずくと、思いのほか相手に好印象を与えることができます。

これは「自分の話に興味をもって、しっかり聞いてくれている」という満足感を持ってもらえるためです。

また、このとき「大好きな人とキスをする場面をイメージして」微笑みかけるようにうなずいてみましょう。

脳内ではオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されて、本当によい微笑みになります。

 

7. 大失敗はあえて「責めない」

できる人は、部下や仲間が何かで大失敗したとしても、むやみに相手を責めたりしません。

「やってしまったことはしかたないよ。それよりも、今後どうすればいいか一緒に考えよう」

「大丈夫、何とかなるよ。わたしに任せて」

このように、叱責するよりも優しくフォローしてあげることで相手は心の底から感銘をうけて、ついてきてくれるようになります。

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操られるのではなく、操る側になって人生の主導権をにぎろう

この世には「操られている人」か「操っている人」の2種類しかいません。

  • 会社に操られている人、会社を操っている人
  • 仕事に操られている人、仕事を操っている人
  • パートナーに操られている人、パートナーを操っている人

など。

自分が「操られている側」の人間になっているとしたら、人生を他人の軸で生きていることになります。

他人にいいようにこき使われる、毎日仕事に追われて振り回される、そんな人生は果たして幸運でしょうか。

そのことに気づき、「操る側」の人間になりましょう。

一つでも多く人や物事を操ることができるようになると、人生が主体的になり豊かになっていきます。

 

今回紹介した人を操る心理テクニックは、誰でも簡単に実践できるものばかりです。

人を上手に喜ばせて、自分の有利なように操って、人生の主導権をにぎっていきましょう。

 

自分は多くのことや人に操られていると気づくことができた。

わたしはなんて幸運なんだろう。

Lucky Rookie

 

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