約束しないことも一つの責任能力-どうしても約束を破り守れない人へ-

約束しない

あたりまえのことですが、小さな約束事を守らないと幸運を逃してしまいます。

 

約束事を守るというのは人づきあいの初歩ですね。

言われれば当たり前のことですが、この当たり前のことができていない人が思いのほか多い。

自分の身の回り、あるいは自分自身は大丈夫ですか?

 

目次

約束事を守れない人は、他人の貴重な時間を軽く見ている

約束を守れない人は、他人の時間を軽視している人。

たとえば待ち合わせの約束に5分遅刻をしたとしても、たった5分ですが、相手の貴重な時間を奪っていることに変わりはありません。

時間ほど貴重なものはこの世にあるでしょうか。

時間の大切さをわかっていない人は、信用されません。

そして、信用を失うとそれだけでチャンスを失うことになります。

自分で約束を了承しておいて、その約束を守らなかった結果、信用をなくしてしまう。

こんなにもったいないことはありませんね。

 

小さな約束事を守るために、もう約束をしない

では、小さな約束事を守れるようになるにはどうしたらいいのかというと、

 

「そもそも約束をしない」

 

この一点につきます。

 

まず、他人と約束をしなければ約束を破ることがなくなりますね。

他人の貴重な時間を奪うこともなくなりますから、悪い印象を与えることもなくなります。

また、約束をしなければ、自分が約束事に追われてストレスになることはありません。

時間に間に合わない、納期に間に合わない、やると言ったけれどできない、こういったストレスから解放されます。

 

「約束をしない」ことは、自分にとっても相手にとってもとても親切なことなんです。

 

小さな約束事をしないことは一つの責任能力

約束をしないことの本当の目的は、「できない約束をしなくなる」ことにあります。

約束をしないことも人としての一つの責任能力です。

約束事を守れないのは、自分でできると思い込んでいるだけの約束をしてしまうことが原因。

それが積み重なって、約束事の数が多くなり、予定がパンパンになってしまうので約束事を忘れたり間に合わなかったりするのです。

「約束をしない」というのは、そういった無駄な約束事をなくそうということ。

そして約束をしなくなると、自分の予定がどんどんシンプルになり、生活にも行動にも時間の余裕をつくることができます。

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約束をしないでいると、逆に約束を守れるようになる

そうしてある程度の期間、約束をしないように生活しているといつのまにか約束をすること自体が苦手になってきます。

人は苦手だったり不慣れなことをするときには慎重になるもの。

ということは、約束事に慎重になるので、逆に約束を守ろうと必死になります。

結果、長期的にみて約束事を守れるようになるのです。

 

まずは約束をしないようにして、約束事に不慣れになってみてください。

たったのそれだけで誠実になり、他人や自分との約束を守れるようになります。

少し時間がかかる方法ですが、長い人生を見たとき、人からの信用を失うよりはマシではないでしょうか。

 

約束事を守るシンプルな方法に気づくことができた。

わたしはなんて幸運なんだろう。

Lucky Rookie

 

Photo from HAMZA BUTT / flickr

 

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