完璧主義をやめて人生を気楽で効率的に生きる方法-パレートの法則-

気楽な人生

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仕事は100%全力で完璧にこなしてるはず、なのに結果がついてこない

仕事ではいつも100%全力で完璧を目指して頑張っている。

でも、おかしい、なぜか結果がついてこない。

思いがけないミスがあったり、仕事が遅いと怒られたり。

そして気がつくといつのまにかチャンスを逃して、周りの友達から人生で遅れをとってしまっている。

こんなはずじゃなかったのに…。

 

人生のステージをどんどん上流へ進める人もいる

そんなわたしとは違って、仕事で結果を出しているすごい人もいる。

仕事は定時に終わり、仕事中はいつも人としゃべっていて楽しそう。

なのに、昇給・昇格しているし、人からの評判もいい。

そしてチャンスをつかみ、人生のステージを上流へとすすめていく。

誰もがあこがれる存在。

 

  • 一見がんばっているようで、結果がついてこない人
  • 一見がんばっていないようで、結果がついてくる人

 

この2人の違いは一体何なのでしょうか。

 

仕事ができてチャンスをつかむ人は完璧を目指していない

実のところ、成功している人は完璧を目指していません。

なぜなら、完璧主義でものごとをやろうとすると時間がかかるし疲れてしまうからです。

それで仕事が終わるのか? と思いますが、終わります。

では、効率よく結果を出す人たちはどのようにして成果を出しているのでしょうか。

 

パレートの法則(80:20の法則)とは

効率よく結果を出して成功している人は「パレートの法則(80:20の法則)」を理解して仕事を進めているのです。

パレートの法則とは、「20%の労力」で「成果の80%」ができるという法則です。

 

たとえば、「効率のいいAさん」と「完璧主義のBさん」に炊飯器で炊いたご飯をお椀によそってもらう同じ作業をしてもらうとしましょう。

 

Aさんの仕事ぶり

はじめのうちはご飯がいっぱいあって簡単によそれますね。

そして炊飯器の中のご飯のほとんどを手間なくよそることができます。

このとき、簡単な労力(20%)でご飯をよそるという成果のほとんど(80%)を生み出すことができました。

 

Bさんの仕事ぶり

BさんもここまではAさんと同じ。

ところが、炊飯器の内側には、はりついたお米がたくさん残っています。

Bさんは「もったいない」といって完璧を目指してすべてのご飯粒をかき集めはじめました。

このとき、ご飯をかき集める労力(80%)に対してお椀に入れることができたお米は少し(20%)ですね。

 

このように、「ご飯をよそる」という成果を追求すれば、Aさんのやり方で十分ということになります。

それに対してBさんは、完璧を求めた結果余計な手間と時間をかけてしまいました。

このようにして、成果を出す人と出せない人に差ができてしまうのです。

 

パレートの法則を参考に、自分の労力と成果のバランスを考えよう

要は、

少ない労力で最大限の成果を出すにはどうすればいいか?

を常に意識することが大切だと言うこと。

仕事で作業をするときに、自分は今どちらのパターンになっているのかを意識して、より少ない労力で成果をだせる工夫をしてみてください。

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より少ない労力で大きな成果を出すためのアドバイス

では、どうすれば少ない労力で大きな成果を出すことができるのでしょうか。

一番にするべきは、「目指すゴールの本質を理解する」こと。

たとえば先ほどのご飯をよそる作業でいえば、作業の要点は「ご飯をお椀によそる」ことであって「炊飯器の中をきれいにする」ことではありません。

完璧主義の人は目指すゴールの本質を無視して自己満足に陥ってしまうために、いつのまにか時間を消費して労力のわりに成果が出ない状態に陥ってしまうのです。

自分のこだわりを優先するのではなく、何のためにする作業なのかをまず理解してゴールのイメージをつくるようにしてみましょう。

 

時間の余裕は心の余裕です。

完璧じゃなくてもいいんだ、と思えるだけで心が楽になりますよ。

心の余裕ができれば視野が広くなり、さまざまな小さな幸せや幸運に気づくことができるようになります。

今日からパレートの法則を意識して、完璧主義をやめて、自分の効率を上げて、人生を気楽に生きましょう。

 

パレートの法則から完璧主義をやめて効率的に生きるヒントを学ぶことができた。

わたしはなんて幸運なんだろう。

Lucky Rookie

 

Photo from Skeyndor / flickr

 

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