他人のために働いて楽をさせたり楽しませたりすると、幸運を引き寄せることができます。
これは『シンプルなのに、運がよくなる習慣 ツキを呼ぶ魔法の生活』(佐藤伝 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
「働く」ことの意味
本書には以下のように書かれています。
「はたらく」とは、「はた(他)を楽にする」という意味です。
(中略)
「わたしの仕事は、みんなをハッピーにしているか?」という自分自身へのたえまない質問、それをすることで、運気がどんどんアップしていきます。
(P.58-P.59 より)
言葉遊びかもしれませんが、本書を読んでほほうと納得させられました。
「働く」とは、「人」のために「動く」こと。
人とは、お客さんであったり、大切な家族であったり、人生のパートナーであったり。
働くことによって人が楽になる、まさしくビジネスの基本が漢字一文字に表れています。
人を楽にさせていると幸運がついてくる
人を楽にさせるというのは、気が利くということです。
重い荷物を持っている仲間を手伝ったり、資料をまとめるときにわかりやすくするためにカラーをつけたり、相手が少しでも楽できる思いやりが必要になります。
思いやりをもって行動していると、いろいろな人を助けることになり、仕事や生活で周りの人から好感をもってもらうことができます。
そして周りから信頼され、頼られ、大きな仕事などが舞い込む幸運に恵まれるようになる。
人のことを思いやる、「はたらく」という行為はそれだけで幸運を運んで来てくれる行為だったのです。
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簡単なことから誰かを楽にすることができる
ここであらためて問いかけてみましょう。
「いまの自分の仕事は誰かを楽にしているだろうか?」
もしドキッとしても大丈夫です。
ほんのちょっとした些細なことから「はたらく」ことはできるんです。
たとえば、
- トイレットペーパーが切れていたので次の人のために替えておく
- コピー機の用紙やインクが切れていたので補充しておく
- 忙しいパートナーのかわりに家事をする
など。
こうした小さな思いやりの積み重ねが巡り巡って幸運となって現れるでしょう。
是非、身の回りのできることから「はたらく」ことを実践してみてください。
はたらくことは、他人を楽にさせることだと気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書はかわいいキャラクターたちが幸運になれる習慣を楽しく教えてくれる一冊。
全100ページほどで手軽に読むことができるのでちょっとした時間に幸運になる考え方や実践方法を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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