自分がされて嬉しかったことを別の誰かにすることで、喜びと幸運を循環させることができます。
これは『絶対大丈夫! しあわせの教科書 ~みるみる幸運を呼び込む魔法の習慣~』(高津理絵 著、マイナビ)を読んで学ぶことができました。
目次
人からの親切を別の人にもする「幸せのバトンタッチ」
本書には以下のように書かれています。
人から親切にしてもらったら、あなたは、きっと「ありがとうございます」とお礼を言うと思います。
今日からは、そこからもう一歩進んで、あなたがしてもらってうれしかったことを、ほかの人にもしてあげてください。
目上や年上の人にごちそうをしてもらったら、相手の方にお礼をするだけではなく、今度は、あなたが目下や年下の人にごちそうしてあげましょう。
親切を受けたら、いつも次の人に「与える」ことです。
親切にしてもらった相手にお礼をするのは「お返し」で、「与える」ことにはなりません。
つまり、いただいた幸せを次の人にバトンタッチするのです。
(P.149 より)
親切をしてもらったときは嬉しくなりますね。
その嬉しい気持ちを別の人に対して「同じ親切」というかたちで実践すると、優しさの循環が生まれて幸運になるのだと著者は言います。
幸せのバトンタッチは小さな親切でもできる
幸せのバトンタッチはどんな小さな親切でもすることができます。
たとえば、
- 笑顔で挨拶をされたらその他の人にも笑顔で挨拶をする
- エレベーターの入り口をゆずってもらえたらその他の人にもゆずってあげる
- 落とし物を拾ってもらったら別の人の落とし物を拾ってあげる
など。
わたしたちはいろいろな場面で人から優しさを受けています。
その優しさをマネして他の人に伝えるだけです。
何も難しいことはなく、ただ人からしてもらった親切をマネるだけなので、とても簡単に幸せのバトンタッチをすることができます。
幸せのバトンタッチをしていると、幸運が返ってくる
心理学的には、何かをしてくれた人にはお礼をしたくなる「返報性の原理」というものがあります。
親切をしてくれた人に対しては何かお礼をしたくなるもの。
基本は言葉によるお礼ですが、場合によっては何かプレゼントをもらえたり、評価が上がったり、人柄が認められてステキな人を紹介してもらえたりするかもしれません。
こちらとしてはただ「幸せのバトンタッチ」のルールにしたがって親切をしようとしていただけですから、お礼をしてもらえるというのはラッキーなことですよね。
人に親切にするということは、幸運のタネを撒いていることと同じなのです。
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幸せのバトンタッチは親切な心をつくるためのよいトレーニング
幸せのバトンタッチは自分から親切な行動をするための良いトレーニングになります。
はじめは誰かから親切にしてもらえたら、他の人にも親切にする。
それが慣れてくると、何もなくても人に親切にできるようになります。
与えることができる人は、心に余裕があるため豊かな気持ちになることができます。
ぜひ、幸せのバトンタッチを実践して、人を親切にする習慣を身につけてみてください。
その親切心はめぐり巡って幸運というかたちで戻ってくるでしょう。
親切な心をつくるためのしくみ「幸せのバトンタッチ」を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書はスピリチュアルカウンセラーである著者が、幸運を引き寄せる習慣を紹介してくれる一冊。
言葉の使い方や、身の回りの掃除など、具体的に実践しやすい習慣を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
絶対大丈夫! しあわせの教科書 ~みるみる幸運を呼び込む魔法の習慣~
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