「でいい」をやめて「がいい」を口ぐせにすることで、自分の意思をもった選択ができ、人生を豊かにしていくことができます。
これは『がんばらずに、ぐんぐん幸運を引き寄せる方法』(鈴木真奈美 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
人生を分ける、大きな一文字
本書には以下のように書かれています。
あなたは、自分の言葉のクセを意識したことがありますか?
これ「で」いい。
これ「が」いい。
そのままの自分「で」いい。
そのままの自分「が」いい。
「が」と「で」の違い。
たった一文字です。
これが人生を分ける、大きな一文字です。
(P.154-P.155 より)
言葉の使い方は難しいもので、たった一文字でも意味が大きく異なってしまいます。
こうした無意識に使ってしまう言葉の使い方によって、人生は大きく変わるのだと著者は言います。
「でいい」と「がいい」の意味の違い
「でいい」と「がいい」の意味は以下のような違いがあります。
「で」いい
自分の望むとおりのものではない、しかたなく妥協した選択。
責任の所在は他者にあり、自分の意思を反映していない無責任なことば。
「が」いい
自分の望むものを希望した、本当の心の声。
自分の意思を伝えることで、選択の責任も自分で請け負うことば。
たった一文字の違いですが、ここまで大きく意味が変わってきます。
「でいい」を無意識で使っているとしたら非常に危険です。
場合によっては人に対して失礼にあたることもありえます。
自分の口ぐせになっていないか今一度確認してみてください。
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「がいい」を口ぐせにすると人生が豊かになる
たとえば人生のパートナーを選ぶときに、「あなたでいい」なんて言われた人はどんな気持ちになるでしょうか。
「わたしは妥協なんだ」「この人の望みの人ではないんだ」と落ち込んでしまいますし、何より失礼ですね。
自分の人生の責任を自分でとらないという姿勢も垣間見えます。
人生の選択は自分で決めていくもの。
「あなたがいい」と自分の意思を明確に示すように心がけましょう。
自分の意思を明確にすることで、望みが叶いやすくなります。
また、自分の意思をもって選択できる人は、自立していて信頼できて魅力的に見えるもの。
それこそ「あなたがいいんです!」と言ってくれる人と、幸運にも巡り合うことができるようにもなります。
たったの一文字の小さな違いが、人生を大きく左右します。
「がいい」を口ぐせに自分の意思を示して、望み通りの結果を手に入れて、幸せになりましょう。
「がいい」を口ぐせにすると人生が豊かになることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、タイトルのとおり日頃がんばり過ぎている人に読んでもらいたい一冊。
自分の本当の気持ちを大切にする考え方や習慣を学ぶことで、心が軽くなるのを感じることができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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