甘えることができる人がいることはとても幸運なことだったんです。
これは『聖書に秘められた 成功と幸運の法則』(マリア・ルチア・アベ 著、WAVE出版)を読んで学ぶことができました。
目次
甘えることは信頼している証拠
本書には以下のように書かれています。
甘えるということは、じつはとても大切なことです。
というのも、人に甘えるということには、その相手を信頼するという行為がともなうからです。
信じていない人には甘えられませんよね。
(中略)
それに、甘えるということは、じつはとても謙虚なことでもあると、私は教わりました。
なぜなら、もし、相手に甘えられないとしたら、それは心をゆるしていないからだというのです。
確かにそうです。
人に甘えてはいけないと考える人は多いかもしれませんが、もっと信頼して、素直になれば、人と人との関係は、もっと円滑なものになります。
そうなれば、より良い結論を導き出すこともできますね。
(P.80-P.81 より)
自分に厳しくして、人に甘えてはいけないという人もいるかもしれませんが、わたしたちは人とかかわり合うことで生きています。
そして相手に心を許して甘えられるからこそ、強い絆ができるのだと著者は言います。
まずは甘えさせてあげる
では人に甘えるにはどうすればよいのでしょうか。
一番いい方法は「まずは自分に甘えさせてあげる」ことです。
「今のあなたのために、わたしに何かできることはありますか?」
と質問することで、相手はその優しい要求を受け入れて甘えてきてくれるようになります。
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人から何かを得るには、まずこちらから与えることが大切
甘えるとは「自分のわがままを聞いてもらうこと」。
人に甘えることは簡単ですが、受け入れてもらうことは難しいものです。
まずは相手に何かしらを与えてみてください。
そうすることで助け合いの精神が生まれ、良い関係が築かれて、お互いに甘え合うことができるようになります。
あなたには今、甘えられる人はいますか?
親でも、友達でも、パートナーでも、もしいるならとても幸せなことです。
是非大切にしてお互いに信頼できる関係を続けていきましょう。
自分が甘えるには、まず先に与えることが大切だと学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、聖書に載っている言葉と一緒に幸運について考えることができる一冊。
聖書の簡単なフレーズとその意味をわかりやすく解説してくれるので、キリスト教の考え方も一緒に学ぶことができます。
そこまで宗教色は濃くないのでとても読みやすかったです。
興味のある方は是非読んでみてください。
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