人と話すときは、ゆっくり話すと相手に誠実な印象を与えてよい縁に恵まれます。
これは『「いいこと」が次々起こる幸運スイッチ 本当にしあわせな人が密かにやっている75の習慣』(諸富祥彦 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
話し方によってその人の印象は決まる
本書には以下のように書かれています。
話し方は、見た目以上に、周りの人に大きな印象を与えます。
同じ内容の話でも、どんなリズムで、どんなトーンで話すかによって、まったく違う印象を人に与えることができるのです。
(中略)
日頃から意識して、ゆっくりと、こころを込めて、ていねいに言葉を発する習慣を身につけましょう。
すると、人に対して誠実な印象と、信頼感、安心感を与えることができるようになります。
その結果、あなたの人生に “よい出会い” や “よいご縁” が訪れて、大きなしあわせが舞い込むようになるでしょう!
(P.24-P.25 より)
話す内容もそうですが、話し方も人に与える影響は大きいもの。
そこで著者は、ゆっくり話すことによって人に誠実さ、信頼感、安心感を与えることができると言います。
大切なのは「伝える」ではなく「伝わる」こと
早口で喋っていては、伝えたいことを正確に伝えることができませんし、せっかちだと思われてしまいます。
「伝える」ことと「伝わる」ことは違います。
言葉は、相手に「伝わって」はじめて意味をなします。
ゆっくりていねいに話す人と、せかせかとスピーディに話す人、どちらの人の話が聞き取りやすく理解しやすいでしょうか。
これはゆっくりていねいに話す人ですね。
ゆっくり話すだけで、話を理解してもらいやすく、「ていねい」「冷静」「落ち着いている」といった印象も相手に持ってもらえることができるので一石二鳥です。
理想はニュースキャスターのようなていねいさ
では、どれくらいのスピードで話せばよいのでしょうか。
あまり遅く話しすぎてはマヌケなイメージを持たれてしまいます。
話すスピードの理想は、ニュースキャスターです。
ニュースキャスターは情報を正確にわかりやすく伝えるプロ。真似しない手はありません。
テレビでいつでも見ることができますから、練習するにはうってつけですね。
そして可能なら、自分が普通に話しているところを録音して聞いてみるといいでしょう。
実際は思った以上に早口で喋っているものですから、スピード感を意識するよい訓練になります。
是非ニュースキャスターになったつもりで冷静に話してみてください。
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ゆっくり話すとよい縁と巡り合う
著者の言うように、ゆっくり話すと、誠実でていねいな印象を持ってもらうことができます。
誠実だと思ってもらえると、信用されて仕事などを任されることになるでしょう。
その仕事を上手くこなして成果を出せば、評価されてまた新しい良い仕事を任されるという好循環に入ることができます。
また、いろいろな人に誠実な人として紹介してもらえるようにもなります。
初対面でいい印象も持ってもらえるというのは、それだけでラッキーです。
周りの人とのコミュニケーションも良くなり、思いもよらないステキな人を幸運にも紹介してもらえるようになるでしょう。
早口で話して「頭のいい人」という姿を見せたいかもしれませんが、実際は相手に圧迫感を生んでしまいます。
ですから、ニュースキャスターのようにゆっくりと話して、誠実さをアピールしてみてください。
コミュニケーションが円滑になり、いい仕事やステキな人と運良く巡り合うことができるでしょう。
シンプルにゆっくり話すだけで、良い印象を持ってもらえることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は自分でできる小さなことをコンセプトに、誰でも実践できる考え方や習慣を紹介してくれている一冊。
自分で記入するワークシートがついており、実際に書きすすめながら幸運習慣を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
「いいこと」が次々起こる幸運スイッチ 本当にしあわせな人が密かにやっている75の習慣
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