成功体験を自慢せず謙虚に語れる人ほど運気が上がる

成功する人は偶然を味方にする

「成功したのは自分のおかげだ」と言うよりも、「運がよかったからだ」と謙虚に言う方が幸運になりやすいという研究結果があります。

 

これは成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学(ロバート・H・フランク 著、月沢李歌子 訳、日本経済新聞出版社)を読んで学ぶことができました。

「自分のおかげ」か「運のおかげ」か

本書に紹介されていた実験にこんなものがあります。

とある人の成功体験をインタビューした記事を読んだとき、読んだ人はその成功者にどのような印象をもつかというもの。

そのインタビュー記事は2通りを用意しており、概ね以下のような内容で書かれています。

  • 「この成功はわたしの能力があったからだ。」
  • 「この成功は運がよかったからだ。」

この2つのインタビューをインターネット上で公開し、その後、読んだ人がどんな印象を受けたのかアンケートに答えてもらいました。

そうすると、面白い結果、ある意味予想通りの結果が示されたのです。

 

「まわりの人」や「運」のおかげにした方がよい印象をもってもらえる

実験の結果、「運がよかったおかげで成功した」と言った方が、人として良い印象を持ってもらえることがわかりました。

たとえ本当のことであっても、自分自身を過大に評価して、能力の高さを主張すると好ましい印象をもってもらいにくくなるのです。

つまるところ、自分語りをするとイヤミな人になってしまうんですね。

 

成功の多くはチームプレーのおかげ。運のいい人は周りの人を尊重できる

逆に、成功したのは運のおかげ、もしくは自分だけではなくまわりの人たちのおかげと主張した方が幸運に近づけます。

というのも、世の中の経済的な成功とは、多くがチームプレーによるものだからです。

自分を押さえて他人を尊重できる人は、人間関係も良好でチームプレーが上手い人。

まわりの人からほめられたり好きになってもらえます。

そんな人は、人から承認される幸せを感じられるだけではなく、チームプレーがよくなる結果、成功する可能性も高くなります。

成功する可能性が高くなるということは、結果的に幸運が舞い込みやすくなると言えるでしょう。

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成功体験は謙虚に語ろう

今回の結果でわかったのは、成功体験を語るときは謙虚に語りましょう、ということ。

成功したときこそ「幸運」を言い訳にしてみてください。

「この成功は運がよかったからです」と。

 

この世は一人の力で成功するのは難しいものです。

そんな事実を謙虚にとらえて、日頃から「チームのおかげ」「サポートのおかげ」「幸運のおかげ」と語ってみてください。

その謙虚さによって人の心に波やささくれを生み出さず、円滑な人間関係をつくることができます。

 

成功したときは「幸運」を言い訳に謙虚でいると人間関係に波が立たないと学べた。

わたしはなんて幸運なんだろう。

Lucky Rookie


 

今回紹介した本書は「幸運」と「経済学」をかけ合わせた珍しい一冊。

統計データ、実験データ、論文などの情報を紹介しながら、経済を発展させるためには運とどのように付き合っていくのが良いのか、また、才能と努力と運に関係はあるのかなど、面白いテーマが論じられています。

興味がありましたら是非読んでみてください。

成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学

 

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