相手の名前を呼ぶだけでお互いに幸せな良い関係を築くことができます
これは『「口ぐせ」を変えるとみるみる運がよくなる!』(植西聰 著、三笠書房)を読んで学ぶことができました。
目次
人は自分の名前を呼ばれると嬉しい
本書には以下のように書かれています。
生まれて以来ずっと、両親や友人、学校の先生など、親しい人たちから呼ばれ続けてきた自分の名前。
何度も耳にする言葉に愛着を持つのが、人間心理。
たいていの人は、自分の名前を呼ばれると、もう無条件で心地よくなってしまうのです。
つまり、相手の名前を呼ぶことは、相手を幸せにする、いい言霊をプレゼントしていることにほかなりません。
(P.45 より)
両親が一生懸命つけてくれた自分の名前。大切にしたいものですね。
相手に話しかけるとき、この「相手の名前を呼ぶ」という一手間を付け加えるだけで、2人の関係を良好にしていくことができます。
名前を呼ぶ3つの効果
名前を呼んであげることで、以下の3つの効果があります。
1. 承認欲求を満たしてあげられる
人は承認欲求という、他者から認めてもらいたい欲求をもっています。
名前を呼ぶことは相手をその人個人と認めた上で話をすることになりますから、相手の承認欲求を満たしてあげることができます。
2. 単純接触効果で無意識に仲良くなる
単純接触効果とは、人と繰り返し会っていると、好感度や印象が高まるという心理学の効果です。
繰り返し名前を呼んで接することで、相手は無意識に自分が必要にされていると思ってくれます。
3. 相手と顔を合わせることができる
人とコミュニケーションをするとき、目と目を合わせないと不安に感じたり、不快に感じたりしてしまいます。
名前を呼ぶことで、お互いが顔を向け合うので自分も相手も目を見て話すことができます。
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名前を呼んでみると、コミュニケーションが円滑になる
さらに、相手の名前を入れて呼ぶことで、「あなたとコミュニケーションをしたいんです」という意思表示をはっきりさせることができます。
たとえば、
「あの、◯◯さん、ちょっとここを見ていただけませんか。」
「すみません、◯◯さん、すこし相談したいことがあるのですが。」
(相手の顔を見て)「◯◯さん、あなたはどう思いますか。」
のように名前を呼んでもらえた方が、会話の相手がはっきりしますし、自分を必要としてくれていると思うので呼ばれた相手は嬉しくなります。
たった一言、相手の名前を呼ぶだけでいろいろな良い効果が期待できるのです。
仕事で、家族で、日常生活のシーンで、是非意識して相手の名前を呼んでみてください。
お互いに好意をもつことで良好な関係になり、その人が思いもよらない小さな幸運や幸せを運んできてくれるようになるでしょう。
名前を呼ぶと人とのコミュニケーションが良好になることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、普段無意識に使ってしまう「口ぐせ」の直し方を教えてくれる一冊。
無意識に使ってしまう口ぐせを意識して直すことで、恋愛、仕事、生活などにかかわる人間関係を良好にできます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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