一日の終わりにその日のよかったことを思い出すと、幸せな気持ちで一日を終えることができます。
これは『読むだけで運がよくなる77の方法―今からハッピー!になるには?』(リチャード・カールソン 著、浅見帆帆子 訳、三笠書房)を読んで学ぶことができました。
今回はそんな77の方法の中から、一日の終わりに良いことを思い出すことで幸福感に浸りながら眠れる習慣を学びましたので紹介します。
目次
イライラしながら一日を終えると、次の日も気持ちがモヤモヤする
わたしはその日に何か嫌なことがあって、イライラしながらふて寝してしまったことが何度もあります。
でも、悪いことを考えて、悪い感情を抱えて、イライラしながら一日を終えてしまうとその日もその次の日もモヤモヤしたままで心を切り替えることができません。
次の日も一日モヤモヤとして不機嫌になってしまい、次の日の夜も不機嫌なまま寝てしまい、負のスパイラルに陥ってしまいました。
その日の悪いことではなくよいことに目を向ける
そんなとき著者は、一日の終わりにその日のよかったことを無理やり思い出すことをおすすめしています。
一日の終わりにその日を振り返って、九つうまくいったことがあり、一つうまくいかなかったとすれば、もちろんうまくいった九つのことに目を向けよう。
うまくいっていないことより、うまくいっていることについて、もっと考えるクセをつけよう。
夜寝る前に、今日うまくいったことを三つ考えてみよう。
できれば、紙に書き出すといい。感謝することがたくさんあると、とてもあたたかい気持ちになれる。
「ありがとう」と感謝するだけであなたは幸福感に満ちてくる。その上、人生の質を大きく変えることができるのだ。
感謝する材料がやってくるのを待っていてはダメだ。探してでも感謝をするよう心がけよう。
(P.105 より)
わたしたちはテレビを見ていると、どうしても悪いニュースに目がいってしまいます。
これは、悪いニュースが人間の脳を刺激して興奮させてしまうから。無意識に身の回りの危険を察知しようとしているのです。
このように、無意識に悪いものに目が行ってしまうのはしかたがないこと。
なので、自分で意識して無理やり「よいこと」に目を向けるようにすると、負のスパイラルから抜け出すことができます。
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その日の悪いことはその日でおしまいと割り切る
著者は寝る前にその日のうまくいったことを3つ挙げるようにするといいと言っています。
どんなに小さなことでもいいので、その日にうまくいったことや感謝できることを無理やり考えてみましょう。
- 電車の乗り換えがうまくいった
- 美味しいランチを食べれた
- 友人が美味しいお土産をくれた
- 嫌な上司から何も言われずに済んだ
- 子どもが無事に帰ってきた
- スーパーのセールで安く買い物できた
- 天気がよくて気持ちよく歩けた
など、考えてみればどんなに小さなことでも感謝したり幸せに感じることができます。
もし本当に何も思い浮かばなかったら「今日一日無事に過ごすことができた」と、自分が生きていることに感謝するとよいでしょう。
「ありがとう」という気持ちをもつことは本当に大切です。
特にイライラしているときは心に余裕がなくなり、感謝の気持ちを持てなくなってしまうからです。
こじつけでも何でもいいので、何か一つでも寝る前に感謝してみてください。
寝る前に感謝することで、悪い気持ちをリセットできることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は「習慣」「言葉づかい」「実践方法」など、幸運になるための具体的な77の方法を学ぶことができます。
全てを実践する必要はなく、自分の目にとまった項目を試してみるだけでも効果があるので、とても気軽に読める一冊です。
興味がありましたら是非読んでみてください。
読むだけで運がよくなる77の方法―今からハッピー!になるには?
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